皆さん、こんにちは。所長の中根です。気力、体力、実力の充実した40代の税理士です。皆さんは、病院に行かれたときにお医者様が若いと不安に思ったり、あるいはお年寄りで不安に思った、ということはありませんか。税理士も同様に、トータル的にベストの状態にある者に依頼することが大切です。
どのような税理士が一番良いか、それは常に余裕のある税理士だと思います。弊所は、4名の巡回監査担当者(企業を訪問して、日常のサービスを提供する人)が、すべてを担当し、所長は1件の担当もないのです。だからといって、お客様を職員に任せきりにするわけではありません。職員の実力に応じて、しっかりとフォローをしています。職員の経験が浅い場合には、所長にも負担がかかります。しかし、各担当者が日常の基本業務を的確に行ってくれているので、現在の事務所体制においては所長が十分に時間を取ることが出来るようになっています。余談ですが、TKC(TKC全国会は、租税正義の実現を目指し関与先企業の永続的繁栄に奉仕するわが国最大級の職業会計人集団です。)の創設者である飯塚毅先生によれば、理想の税理士は、学者のような生活をすると言われています。
例えば、有力な支援者から電話があり、新規のお客様の紹介を受けた場合、通常はその当日に面談に行きますし、遅くとも翌日にはお会いするようにしています。あるいは、2月や3月の個人確定申告の時期にお客様に相続が発生した場合に、多くの税理士事務所では、確定申告の終わった4月以降に対応を先延ばしさせてもらっていることを御存じでしょうか。あるいは月末は忙しいので、翌月に対応すると言う税理士事務所も多いのです。そのような税理士事務所業界にありながら、即日対応する弊所の体制は大きなアドバンテージになっているのです。常に情報を取り入れて、素早く対応するには、日常から十分に余裕のある事務所運営をすることが大事なのです。また重要案件の処理、緊急案件の処理において、税理士事務所の実力の差がはっきり出るのです。
それでは、1人ないし事務スタッフのみしかいない税理士事務所はどうか。すべてのお客様を担当するのは、所長でありかつ税理士の有資格者になります。当然、所長が来ることで、お客様が喜ぶ部分はあります。しかし、当初の顧客が少ない時代は、どのレベルの事務所よりも丁寧に時間をかけてくれる1人税理士の方も、やがてそれなりにお客様が増えるとどうなるか。程度にもよりますが、やがては訪問もままならなくなります。そうなってから、職員を採用しても、きっちりとした教育ができないので、職員も成長できないし、職員が頻繁に入れ替わるようになってしまうのです。やがては、この1人事務所の税理士は職員を雇うことをあきらめてしまうのです。
逆に30人、50人あるいはそれ以上いる税理士事務所はどうか。大きいことは、決して悪いことではないと思いますが、いろいろな税理士事務所に出入りする方々の共通意見は、大きいと言っても、結局は10人程度のグループがたくさんあるだけで、統一されているわけではないとのことです。したがって、超有名税理士事務所に依頼しても、レベルの高いグループもありますが、逆にレベルの低いグループもあるのです。一般的に拡大しにくい税理士事務所が数10人になると管理コストがかかりかつ目が届かなくなるので、一部の優良既存顧客を除いて、多くの場合に仕事の質が低下しているように思います。
もし役立つ有能な税理士に依頼したいのであれば、人生における一番充実した年代であり、無理のない管理レベルで時間に余裕のある税理士に依頼することが一番良いと思います。いつでも連絡をください。当日ないしは、遅くとも翌日にはお会いできると思います。 |